2024年09月17日 スタッフブログ

ワーホリの成功の秘訣!

鰐部

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鰐部

正しいワーキングホリデーの理解

正しいワーキングホリデーの理解

最近、ワーキングホリデーに関する問い合わせが増えていますが、多くの方が「ワーホリって大丈夫?」と不安を感じています。メディアでは「仕事が見つからない」「時間がかかる」「意味がない」といったネガティブな情報が取り上げられることもあります。
一方で、「海外で働くと日本よりも稼げる」といったポジティブな情報もあります。こうした情報を見て、ワーキングホリデーに興味を持つ方が増えていますが、実際のところどうなのでしょうか?
今回、ワーキングホリデーを考えている方や、行きたいけど不安な方に向けて、正しいワーキングホリデーの理解を深めていただくためにお話しします。私がサポートしている現地で頑張っている方々のリアルな現状を元に、具体的な情報をお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

ワーホリの目的を理解しよう

ワーキングホリデーの目的

ワーキングホリデー(ワーホリ)は、単に働くためのプログラムではなく、文化交流や自己成長を目的とした旅です。メディアの情報を鵜呑みにせず、正しい理解を持つことが大切です。

ワーキングホリデーで仕事を見つけることについて、私がJSTでサポートしている経験からお話しします。ワーキングホリデーに参加した人たちの中には、すぐに仕事を見つけられる人もいれば、数ヶ月かけて一生懸命探す人もいます。中には、仕事が見つからずにどうすればいいか相談してくる人もいますが、ほとんどの人は最終的に仕事を見つけています。

おすすめは、語学研修を提供し、仕事の斡旋もしてくれる学校に参加することです。こうしたプログラムに参加すれば、英語力を高めながら、信頼できる雇用先を紹介してもらえるので、仕事が見つからないということはほとんどありません。
ただし、今年の夏の話ですが、英語力を高めるのに時間がかかった人もいました。通常は3ヶ月以内に仕事を見つけられますが、今年は少し時間がかかったケースもありました。それでも、信頼できる教育機関が仕事を見つけてくれるので、今では現地でしっかり働いています。

メディアで「仕事が見つからない」と言われることもありますが、一定の条件を満たせば大丈夫です。特に語学力が重要で、これが高ければ雇用先の選択肢も広がります。語学力が不足していると、雇用者が「この人には仕事を任せられない」と判断することもあります。
ワーキングホリデーは「働くこと」がメインではなく、異文化交流や自己成長を目的としています。アルバイトは次の町に行くための旅費や滞在費を稼いだり、一定期間滞在するための宿泊費を稼いだりするためのもので、仕事をすることが目的のビザではありません。1年間その国に滞在し、旅行や勉強もできる貴重な機会ですので、働くことがメインではないことを理解していただきたいです。又、アルバイトを通じて得られる経験は、将来のキャリアにもつながる貴重なものです。働くことだけでなく、現地での生活や交流を楽しんでいただきたいです。

ワーホリ 事前準備の重要性

事前準備の重要性

ワーキングホリデーに出発する前の心構えとして、以下の3つのポイントが重要です。

資金の確保

ワーキングホリデーに出発する際、所持金がゼロでは難しいです。特に海外経験が豊富で英語が堪能な方であれば何とかなるかもしれませんが、一般的にはある程度の資金が必要です。私はお客様に対して、1年間の滞在を目指すなら日本円で100万円を目標に準備するようにアドバイスしています。これにより、現地での生活費や予期せぬ出費に対応できます。

語学スキルの向上

英語だけでなく、ワーキングホリデーに行く国の言葉も重要です。特に英語圏では、英語のコミュニケーション能力がないと仕事を見つけるのも、面接で自分をアピールするのも難しくなります。語学スキルがある方が、仕事を見つけやすくなります。
JSTでワーキングホリデーに行く方の99.99%は、最初の2~3ヶ月間、語学研修からスタートします。語学スキルがないと仕事を見つけるのは本当に難しいです。メディアで「仕事が見つからない」と報道されることもありますが、これは嘘ではありません。語学力があれば、ある程度仕事は見つかります。さらに、英語ができれば、日本でのアルバイトや社会人経験を活かして、現地で希望の仕事を見つける可能性も高まります。ただし、ワーキングホリデーで行く人が多いと、すでに働いている人もいるため、雇用のタイミングも関係します。
ただ、英語のコミュニケーションスキルがあるかどうかで、仕事を見つけられる可能性は大きく異なります。出発前に中学2年生レベルの英語を思い出し、現地で語学学校に通ってさらにスキルを伸ばすことをおすすめします。

将来につながる経験

大学生や社会人の方がワーキングホリデーに行く前から、帰国後の就職活動について心配されることが多いです。特に大学4年生で就活が始まる時期にワーキングホリデーに行く場合、その経験が就活にどう影響するか気になるところです。ワーキングホリデーの経験を就活に活かすためには、以下のポイントを押さえておくと良いでしょう。
面接で「海外経験があります」と言った際に、「どんな経験ですか?」と聞かれることが多いです。その時に、「ワーキングホリデーでこんな経験をしました」と具体的に話せるようにしておくことが重要です。例えば、「異文化交流を通じてコミュニケーション能力が向上しました」や「現地でのアルバイトを通じて自己成長ができました」といった具体的なエピソードを用意しておくと良いでしょう。面接官に「ワーキングホリデーの経験を3分間でアピールさせてください」とお願いし、ワーキングホリデーで得たスキルや学びを、会社にとってどのように役立つかを具体的に説明できるほどの経験をしていただきたいです。
ワーキングホリデーは単なる留学とは異なり、働きながら異文化交流をするという特色があります。この特色をしっかり理解し、自分にプレッシャーをかけて将来につながる経験を積むことが重要です。
JSTでワーキングホリデーに行かれる方には、頑張れよっていう風に葉っぱをかけさせてもらってるので、皆さん素晴らしい経験をされていますけれども、これからワーキングホリデーを考えている方にも、ぜひこの点をお伝えしたいと思います。

ワーホリの心構え・事前準備

まとめ

ワーキングホリデーを充実させるためには、以下の3つのポイントを意識することが重要です。

資金の確保: ワーキングホリデーに出発する前に、十分な資金を準備しておくことが大切です。無駄遣いを避け、できるだけ貯金をしておきましょう。目安としては、1年間の滞在を目指すなら日本円で100万円を目標にすると良いでしょう。

語学スキルの向上: 語学力を高めることは、現地での生活や仕事探しに大きく影響します。出発前に英語力をしっかりと身につけ、最低限自分の生い立ちを英語でスピーチできるように準備しておくことが重要です。

経験の積み重ね: ワーキングホリデーの経験を将来に活かすためには、具体的なエピソードを積み重ねることが大切です。面接や新しい仲間に対して、自分の経験をしっかりと伝えられるように準備しておきましょう。

ワーキングホリデーは若者たちの特権であり、かけがえのない経験を通じて自己成長や将来のキャリアに繋がる貴重な機会です。出発前にしっかりと準備をして、充実したワーキングホリデー生活を送りましょう。頑張ってください!

動画でも案内していますので、是非ご覧ください。

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