2026年04月07日 スタッフブログ

2カ国で完成させる「新・長期留学モデル」とその費用について

鰐部

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鰐部

  • 2ヶ国留学
  • オーストラリア留学
  • クアラルンプール
  • ブリスベン
  • マレーシア留学

今回は、2カ国で完成させる新しい長期留学モデルについて、特に「具体的な料金感」を中心にお話しします。
これまで当社では、「2カ国留学という選択肢」をテーマに、いくつかの特集を行ってきました。


以前は、1年間でご相談される方は数名程度でしたが、近年はこの留学パターンを希望される方が明らかに増えています。

その背景にあるのが、

  • 世界的な物価上昇
  • 急速に進む円安傾向

です。「できるだけ予算内で、でも中身の濃い留学を実現したい」そんな切実な思いからご相談をいただくケースがとても増えました。

実はこの2カ国留学モデルは、私自身が自分の娘にも勧め、実際に成功した経験のある方法でもあります。
だからこそ、コストを抑えつつ、学習効果の高い留学を目指す方には、ぜひ知っていただきたい選択肢だと考えています。

留学費用が高騰している理由

現在、留学費用は世界的に見ても非常に厳しい状況です。特に欧米諸国、なかでもアメリカは、

  • 現地物価そのものの高騰
  • 円安の影響が重なっている

という状況で、これは個人ではどうにもコントロールできない要因です。

「円高になれば……」という希望はあるものの、現実的にはすぐに状況が好転する兆しは見えません。
だからこそ、発想を変えて“コストダウンできる留学設計”を考えることが重要になってきます。

コストを抑えるなら「アジアスタート」という選択

留学費用を抑える方法として、私が強くおすすめしているのが、アジア諸国から留学をスタートする戦略です。

コロナ前までは「英語研修=フィリピン(セブ島)」というイメージが強く、実際に多くの方をご案内してきました。しかし、コロナ禍以降は状況が大きく変わっています。

現在では、「東南アジアでの英語留学=フィリピンが最安」という認識は、正直なところ過去の話になりつつあります。

今、注目すべきはマレーシア

現在の費用対効果という観点で見ると、マレーシアでの英語研修に注目すべきタイミングだと考えています。

  • 学費・生活費のバランス
  • 英語環境の充実度
  • 次の欧米留学へのスムーズなステップ

こうした点を総合的に考えると、2カ国留学の最初の国として非常に相性が良い国です。

具体例で見る「1カ国留学」と「2カ国留学」の費用比較

では、実際にどれくらい費用差が出るのか、具体的なモデルケースでご説明します。

ケース① オーストラリア・ブリスベンに9カ月間留学した場合

まずは、比較対象として一般的なプランです。
オーストラリア・ブリスベンで、午前・午後ともに授業を受けるフルタイム(インテンシブ)コースに9カ月間留学した場合を想定します。

  • 期間:9カ月(36週間)
  • 授業料:約200万円弱(現在の為替レート換算)
  • 滞在:ホームステイ(1人部屋・1日2食付き)
  • ※航空券、海外保険、学生ビザ申請費用は別

授業料+滞在費用を合計すると、
約356万円 となります。

正直なところ、9カ月留学としては「標準的」ですが、決して安い金額ではありません。


ケース② マレーシア+オーストラリアの2カ国留学の場合

次に、最初にマレーシアで学び、その後オーストラリアへ進む2カ国留学モデルです。

ステップ① マレーシア・クアラルンプール(3カ月)

  • 期間:12週間(約3カ月)
  • コース:フルタイム英語研修
  • 滞在:学校が管理する学生レジデンス
    (※ホームステイはなし/食事なし)

このレジデンスは、実際に私自身も宿泊したことがありますが、生活面・安全面ともに問題なく、学校まで徒歩圏内
交通費もほぼかかりません。

▶ 授業料+滞在費用合計:
55万6,380円

ステップ② オーストラリア・ブリスベン(6カ月)

  • 期間:6カ月
  • フルタイム授業
  • 滞在:ホームステイ
  • 授業料+滞在費用:約237万円

▶ 2カ国留学の総額は?

  • マレーシア(3カ月):約55.6万円
  • オーストラリア(6カ月):約237万円

合計:約293万円

つまり、

1カ国(ブリスベン9カ月):約356万円
2カ国留学(KL+ブリスベン):約293万円

約63万円のコスト削減が可能になります。

よくいただくご質問のひとつに、「マレーシアでの3カ月間は食事代が含まれていませんよね?」という声があります。

確かに、学校が手配する学生レジデンスでは食事は付きません。
ただし、マレーシアの物価は日本と比べてかなり低く、朝・昼・晩すべて外食した場合でも、食費が高額になることはほとんどありません。

仮に食事代を考慮したとしても、全体の留学費用を見れば十分にコストダウンが可能であることは、先ほどの費用比較からも明らかです。

2カ国留学の価値は「安さ」だけではありません

この2カ国留学モデルは、もともと留学費用を抑えるための方法としてご提案してきました。
しかし、実際にはそれ以上に大きな価値があると考えています。

マレーシアを最初の留学先にすることで、

  • トータル費用を抑えられる
  • 英語学習のスタートを無理のない環境で切れる

まず、この2点は大きなメリットです。
しかし、それだけではありません。

マレーシアで「国際感覚」と「自信」を身につける

マレーシアは、非常にグローバルで多民族な国です。
マレー系・中華系・インド系など、さまざまなバックグラウンドを持つ人々が共存しており、日常生活の中で自然と国際感覚が養われます。

また、マレーシアは英語を実質的な第二言語として使っている国でもあり、アジアの中でも英語教育への意識が非常に高い国です。

そんな環境で、日本人として英語を学ぶことで、

  • 異文化環境に慣れる
  • 英語で生活することへの抵抗をなくす
  • 「英語が通じた」という成功体験を積む

この最初の3カ月間で自信をつけることが、その後の留学を大きく左右します。

賑やかな対面授業

2カ国目で「本番」を迎えるストーリー

そして、その土台を作ったうえで、オーストラリア・ブリスベンへ。

マレーシアでの12週間を経てからの6カ月間は、単なる延長ではなく、次のステージ=本番です。

  • 基礎ができた状態での英語学習
  • より高いレベルの授業内容
  • 英語だけの環境でも臆せず挑戦できるメンタル

トータル9カ月という期間の中で、
「準備 → 成長 → 飛躍」というストーリー性のある留学が実現します。

コスト以上に、得られるものが大きい留学へ

2カ国留学は、「とにかく安く行くための留学」ではありません。

  • 費用を賢く抑えながら
  • 英語力と国際感覚を段階的に伸ばし
  • 自信を持って次のステージへ進む

その結果として、得られる経験と成長の幅は、1カ国留学以上になることも珍しくありません。

留学費用のコストダウンはもちろんですが、それ以上に「中身の濃い留学」を実現したい方にこそ、ぜひ知っていただきたいモデルです。

今回ご紹介した内容よりも、さらに詳しい料金シミュレーションや条件別のご案内も可能です。
ご希望の期間や留学先、ご予算に応じて個別にご提案いたしますので、ご興味のある方はぜひお気軽にご相談ください。留学計画の参考としていただければ幸いです。

2ヶ国留学についての動画をまとめましたので、是非ご覧ください。

鰐部

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