ホストファミリーはどのように決まる?
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留学担当
【よくある質問にお答えします!】
留学中の滞在方法として多くの方が希望される「ホームステイ」。現地での暮らしを体験でき、学校以外でも家庭内で外国語漬けになるチャンスです。ホストファミリーの家庭環境は様々で、小さい子どもの多い家庭、老夫婦の家庭、お母さんとティーンエイジャーの家庭など…。どんなファミリーと出会えるのかというのも楽しみの一つですね。
今回はホストファミリーがどのように決まるのか、現地での変更、延長ができるのか、といった皆さんのご質問にお答えします。
■ホストファミリーが決まるまで
留学先の学校が決まったら、学校を通じてホームステイコーディネーターへホームステイの手配を依頼をします。コーディネーターは留学生とホストファミリーの希望を聞いて、なるべく双方の希望が合うようにマッチングします。
【留学生からのリクエスト】
留学生からのリクエストの中で最も重要なことは、アレルギーの有無です。イヌやネコなど動物のアレルギーや、食べ物のアレルギーは必ず伝えてください。
逆に「肉類が好き」「スイーツが好き」などの自分の嗜好も伝えておくと、ホストファミリーとの相性が分かりやすくて良いと思います。
人種に関する希望は決してリクエストできませんので、あらかじめご理解下さい。
【ホストファミリーからのリクエスト】
ホストファミリーからの希望は、例えば「小さい子がいるので仲良くしてほしい」「女の子ばかりなので、できれば女性の留学生がよい」「なるべく長期で滞在してほしい」「短期滞在の留学生がよい」などなど、家庭の事情により様々なリクエストがあります。
他にも、留学生とキャンプに行ったり、釣りをしたり、料理をしたり…など、一緒に楽しみたいという希望を出される方もいらっしゃいます。
【最終決定】
このようにお互いのリクエストを確認の上マッチさせるため、ホームステイ先が決まるのには時間がかかります。さらにコロナの影響でぎりぎりまでファミリーの健康チェックをするため、最近では出発の1週間ほど前に決まる場合が多くなっています。
■現地で変更できる?
コーディネーターはなるべく希望に沿ったホストファミリーを手配してくれますが、やはり現地に行ってから問題が発生することもあります。例えば、こんな事例があります。
・食事を全く提供してくれない。
・個室のはずが相部屋だった。
・学校までの送迎代などを別途で請求された。
滅多にないケースですが、明らかに契約と違っている場合は、すぐにコーディネーターにご相談ください。このような場合はファミリーを変更できます。ただし、次のようなケースはファミリーの問題とは言えません。
・食事が美味しくない。
・週末にアクティビティがない。
・ショッピングなどに連れて行ってくれない。
ホストファミリーはあくまでも下宿であり、その家庭に仮住まいさせていただくという気持ちをもって過ごしましょう。滞在国や家庭によって食事や週末の過ごし方は様々です。過度な期待はせず、コミュニケーションの一つとして希望を伝えていくのが良いと思います。
・たまには自分が食事を作ってあげる。
・週末のアクティビティは学校の友人を誘う。
・ショッピングに行きたいと伝えてみる。
こんな感じでファミリーとの関係を深められるといいですね。最初はコミュニケーションが上手くいかないこともあるかもしれません。不安がある場合は、学校のスタッフにご相談ください。
■現地で延長できる?
長期で留学される方で、最初の1、2ヶ月だけホームステイを手配して、現地で延長される場合も多いです。もちろん延長は可能ですが、同じファミリーで手配できるかどうかは分かりません。
すでに次の留学生の予約が入っている場合は、他のファミリーを探してもらうことになります。この場合、コーディネーターに別途手数料を払うこともあるので、なるべくホームステイは事前に長めに手配していくことをお勧めします。
JSTでは、みなさんが充実した留学生活を送れますよう、ホームステイに関する不安に対してもカウンセリング時にアドバイスいたします。ぜひ一度お問い合わせください。
【詳しくは動画でも説明していますので、ご覧ください。】(2022年8月撮影)
【ホストファミリーに喜ばれるお土産】