ケープタウン

ヨーロッパの街並みがそのままアフリカへ…

初めて訪問する方は、「ここは本当にアフリカなの?」と思う人が多い、ケープタウンは、ヨーロッパの雰囲気が漂う、アーバンシティです。いい意味で、イメージを覆す街、アメリカ西海岸、南仏のお洒落な港町、欧州のお洒落なセンスが効いた街、それがケープタウンです。

南アフリカ発展の礎の街 ~ “マザー・シティ”

立法府が置かれる、南アフリカ第2の都市

街のシンボルでもあるテーブルマウンテンを背にした、風光明媚な都市景観も相まって、南アフリカ国内屈指の観光拠点として栄えるケープタウンは、その昔、オランダ東インド会社が、本国と東インド諸島間を結ぶ船の補給基地として町を建設したのが始まりです。1652年、ヤン・ファン・リーベックが南アフリカで初めてのヨーロッパ植民地としてケープ植民地を設立したことも深く歴史に刻まれています。それゆえ、南アフリカの発展の礎の町として、“マザー・シティ”とも呼ばれています。ケープタウンは国内第二の都市であり、立法府がある首都のひとつです。 南アフリカの大都市で問題となっている治安悪化についても改善が進んでいるため、決して危険極まりない町ではありません。(夜間の一人歩きは地元の人々もしません。)

V & A ウォーター・フロント

Victoria and Alfred Waterfront

学校から徒歩約10分の距離に、「ビクトリア&アルフレッド (V&A) ウォーターフロント」があります。昔からある港を新しくした、いわゆる再開発地区として有名で、中でもショッピングモールは、地元の人々はもちろん、ケープタウンを訪問する多くの観光客で賑わいます。国際的に有名なブランドから、ローカル・ブティックまで、様々なテイストのショップが集まり、世界レベルのホテルもあります。食事をする場所としても最適で、新鮮な海辺の空気を吸いながら、気軽にショッピングを楽しむことができます。また、ウォーターフロントは、オットセイでも有名なので、オットセイ・ウォッチングをしたり、水族館や海事博物館を見学するのもよいでしょう。周囲の治安は極めてよいので、安心してアクセスできます。

新・世界の自然七不思議

テーブルマウンテン

新・世界七不思議【自然版】の一つとしてランキング(①イグアスの滝 、②済州島、③プエルト・プリンセサ地底河川、④ ハロン湾、⑤ コモド島、⑥ アマゾン河、⑦テーブルマウンテン)されているテーブルマウンテン。 頂上までのアクセスは、65人乗りのロープウェーが便利。ゆっくりと回転しながら登るので、360度のパノラマビューを楽しめます。山頂からの眺めは筆舌に尽くしがたく、登った者だけに与えられる特別な景色です。また、山頂では多くの固有動植物を見ることができ、国立公園として登録されていることがよくわかると思います。天候によってはケーブルカーの運行が中止になりますので、天気の良い日は他の予定をキャンセルしてでも優先するべき観光スポットです。

ボ・カープ地区

様々な歴史背景を垣間見ることができる街

建物の色彩がとてもポップで美しい、ケープタウン中心部の「ボカープ地区」は、かつて18世紀にオランダ人が世界各地(アフリカ、インド、スリランカ、マレーシア、インドネシアなど)から連れて来た奴隷たちの子孫が住んでいた地区です。 ボカープ地区はケープマレー文化の中心地で、アジアやアフリカ、ヨーロッパの伝統的な食材を融合して作り上げられた本場のケープマレー料理と出会える場所。ケープマレー料理やボカープ地区で暮らす人々の文化や歴史に触れることを通じて、多くの異なる文化的背景を持った人々が暮らす南アフリカの豊かな多様性、そしてこの国が「虹の国(レインボーネーション)」と呼ばれる所以を体感することになるでしょう。