2017年02月15日 アメリカ

ポートランド留学で積極的に!

谷 佳乃さん

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谷 佳乃さん

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【ELS Portland】

私はアメリカのオレゴン州ポートランドに1か月間留学しました。 ポートランドに着くまで不安でいっぱいでした。 授業にはついていけるのか、お友達はできるのか、自分の英語は通じるのか、新しい場所で生活できるのかなどたくさんのことを考えました。

授業はレベル別にクラスが分けられて、自分のレベルに合ったクラスで勉強をすることができました。クラスの皆がとても親切な人たちばかりでした。人前で話すのが苦手な私のために、クラスの中で話す機会を与えてくれたり、分からないことがあると教えてくれたりして、いつも私を助けてくれました。少人数のクラスなので、質問や、発表がしやすい環境でした。

授業は主にスピーキングが中心で、クラスの皆と話す機会が多かったので楽しかったです。各国の文化や宗教、言語についても知ることもできました。学校まではバスで通いました。公共機関を使っての通学は緊張しました。初日に自分がどこのバス停で降りればいいのか分からず、バスの運転手さんに自分の目的地を伝えて、その場所で降ろしてもらいました。バスの中ではおじいさんに話しかけられることもありました。 町の人たちはとてもフレンドリーで、どこに行っても笑顔がいっぱいでした。

また、学校ではたくさんの友達ができました。一緒にビリヤードをしたり、ご飯を一緒に食べに行ったり、休日にはお買い物に行ったりと、楽しい毎日を過ごすことができました。 ボウリング、動物園、映画館、NBAの試合観戦にも行きました。お友達は1か月しかいられない私をいろいろなところに連れて行ってくれました。

英語を話すことに自信がなく、授業が始まった頃は、クラスの中で話すことを恥ずかしいと感じていました。先生やクラスの皆はいつも私の話を真剣に聞いてくれて、自分の英語でもちゃんと会話ができるということがわかって自信が持てるようになりました。 最初の頃は恥ずかしくて話しかけることができませんでしたが、時間が経つにつれて自分から話しかけることが特別なことではなくなっていきました。発音や文法が1番大事なのではなく、相手に伝えたい、話がしたいという気持ちが大切なのだと感じました。

ポートランドでの生活が1日1日過ぎていくごとに私の不安は消えてきました。学校に行くことが楽しみになり、友達に会うことが待ちきれず、バスの中で話しかけられるのを期待するようになりました。 消極的だった自分が学校で積極的に話しかけるようになったことが自分の中での1番の驚きでした。

ポートランド滞在最後の1週間は帰らなければいけないことを考えて悲しくなることもありました。 時間があっという間に過ぎてしまい、もっとここにいたいという気持ちが強くなりました。お友達が私のためにお別れ会を開いてくれたり、一緒に写真を撮ってくれたり、素敵な思い出がたくさんできました。 人の優しさ、自信を持つこと、何でも挑戦してみることの大切さを改めて実感しました。

写真を見るとその日のことを鮮明に思い出すことができます。 1日1日が貴重で濃いものでした。もしもう1度留学をすることができるのであれば、 ポートランドを選びます。同じ学校に通って、もう1度お友達と一緒に授業を受けたいです。この1か月は英語だけでなく、たくさんのことを学ぶことができました。この留学で得たものを忘れることなく、これからの生活に生かしていきたいです。