2022年02月25日 カナダ

コロナ禍のバンクーバー留学

TKさん

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2021年1月から9月までバンクーバーのIHで留学していました。当初の自分の英語力はゼロ、むしろマイナスでしたため、IHのようなアットホームで先生との距離が近い学校は最適でした。IHにいる9ヶ月間、とにかく私はスピーキングに特化していました。スピーキングは、何回英語を話したかに比例します。しかし、単語帳を開いてノートを取っているだけの学生が何と多いことか。(それが悪いとは言ってませんが、スピーキング力はあがるわけがありません。)

はじめは何も話せず、聞けませんでしたが、ホストファミリー、ビーチで飲んでるおじちゃん、バス停で待ってるおばちゃん、とにかく話し続けました。(幸い日本からの留学生ってだけでネタは無限にあったので笑)

そこで気付いたことは、想像以上にみんな自分の下手くそな英語を真剣に聞こうとしてくれるということです。そして、ホストファミリーにこれを話すと、「日本で君に日本語学習中の外国人がカタコトで話しかけてきたら腹立つかい?いや、君は一生懸命なんて言ってるか理解しようとするはずだよ。」と言われたことを今でも鮮明に覚えています。私のホストファミリーは70代後半の絵に描いたような理想の老夫婦で、文化、歴史を学んだり、いろんなところに連れて行ってもらったり、日本に帰ってきた今でも頻繁に連絡を取り合っている第二の親のようです。

私はホストファミリーと最高の関係を築けましたが、そうでない生徒さんも中にはいます。どこの国で誰だろうと、人間と人間の関わり方、信頼構築の仕方は同じです。記念日にお花を買ったり、一緒に食べたいからとケーキを買ってみたり、日本の文化を説明したり、相手の趣味に興味を持ったり、できることはいくらでもあると思います。相手に好かれようと思ったら、まずは自分が心から愛することです。ホストファミリーとの良好な関係の構築はみなさんの留学ライフの充実度に大きく影響してくるため、是非秒速で信頼を勝ち取ってください。本当に心から大好きになって、お別れの時は号泣してください。(参考までに、私はホストファミリーの結婚記念日に日本の漫画風にイラストをプリントアウトし、額縁に入れて〜○○周年anniversary〜とプレゼントしたりもし、喜んでくれていました。)

話を戻しますが、家族との時間を半分としたら、残り半分は学校で過ごします。私の留学目的はとにかく英語だったため、学校内の日本人の子とも「僕と英語で話すなら友達になろう」と言ってしまうくらい当時は尖っていました。(今ではそれもネタにされるくらい仲良くなりましたが笑)

英語に関して私が伝えたいことは、とにかく話すということです。先程述べたように、英語が拙くても気にしてる人なんて誰もいません。勝手に恥ずかしがって、勝手に話す機会を自分で潰すのは勿体無くないですか?でも、現地で実際に体感しましたが、フレーズをメモ取るだけで使わない仲間が本当に多いんです。学校の先生にもとにかく話し続けました。それを続ければ、9ヶ月で外国人と普通に話すこと、ニュースやラジオを英語のまま理解することはできるようになります。英語力が本当にゼロだった私ですら、今では、日本で英語のみの環境でアルバイトで働いています。

長々と書きましたが、皆さんがIHで、またバンクーバーで快適で充実した留学生活を送れるよう心から祈っています。頑張ってください!

大学4年生 T