2015年03月31日 カナダ

トロント・ワーホリ体験

小島 佳奈さん

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小島 佳奈さん

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【ILSC】

「どうだった?」と聞かれて最初に答えるのは「とても楽しかった!!」というのが、カナダで1年間過ごした感想です。とにかく英語を話したい!と思っていたので、語学留学という形ではなく、ワーキングホリデーという形で渡航しました。

これが、わたしにはぴったりでした。仕事や勉強や遊び、何をして過ごすか、自分で決められるのがワーホリの魅力。いかにして英語を学ぶか、いかにして楽しむかを、自分で見つけなければならず、模索する日々は時に悩みましたが、いつの間にかその悩みを消してくれる居場所がたくさんできました。

実は、ワーホリに来たもう1つの目標は、知らない土地で居場所を作ることでした。カナダを離れる時は、日本を離れる時と同じような感情だったのは印象に残っています。

大変だったのは、100%英語環境のカフェでのアルバイト。差別まがいの発言や態度をとられたこともありました。移民国家のカナダでは色々な人種の人がいたにも関わらず、差別はほとんど無かったので驚きました。これは、自分は日本にいる外国人に差別していないかと見つめ直す、良いきっかりにもなりましたし、悔しさをバネに英語を頑張ることができました。

また、帰国前には1人で中南米旅をしました。今まで見たことのなかった景色や人々に出会えて、忘れられないものになりました。 1年間の海外生活は、100%自分を変えるものではありません。嫌なこともたくさんありました。だからこそ、楽するよりも、苦労した後こそ本当に楽しいことが待っているのだと知ることができました。私を急激に成長させてくれた1年は宝物です。